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気の抜けたビール
味にこだわり、水にこだわり、値段にこだわり
全ての努力を結晶させて生み出したビールも
缶を開けて、小一時間ほったらかしにされてしまったら
ソイツは、もはや飲めたもんじゃない。

物事の最良の結果を味わうには
タイミングというものを知る必要がある。

子供って生き物は、嗅覚と皮膚感覚の化け物だから
考えなしにソイツを掴むことが出来る。
ありゃ化けもんだ。自分もそうだった。

気の抜けたビールを飲んで思う。
いつから、自分が単独の生き物だって認識したんだろうな。

子供の頃は、別に俺が俺じゃなくてもよかった。
コミュニティ全体が一個の生き物というか
感情は、物凄い速度で伝播し、誰かの発見は全体の喜びへと
ゲインされていった。あの頃、僕達は確かに繋がっていた。

一回目の断絶は、きっと初恋なんだろうな。
俺だけがアノ子とつがいになりたいという欲求は、
子供を少年に変える。
子供って言葉、群体を示す言葉だもんね。
childrenには性別無いんだ。boyとgirlに分かれて始めて
僕らは自分の姿が人と違うことに気づく。
一度、気づいてしまったが最後。
あとは、見栄と嘘だらけのきたねえデザイン合戦だ。

でも、人間はいつでもまた一つに繋がりたがっているように思える。
もう、戻れないことを知っていながらも。
小さい頃の友人と数年ぶりに会っても
時間の経過を感じさせないのは
もともと一つの生き物だったからなのだと思う。

ネットなんて、その際たるものだ。
無個性を演じ、情報を共有することで、かつて感じていた
安定の疑似体験をしているようにしか思えない。
画面のスイッチを切ってみな。
真っ暗なディスプレイに、うつろな目をした亡霊が映っているよ。

何の話だったか。

子供の頃にあった、共有体験に回帰したくて
宗教やら、ネットやら、色んなものに取り込まれていく。
自分の単独性を破棄したい、そんな人達がいっぱいいることを知った。

難しいね。

無個性であるからこそ可能だった群生の心地よさ。
個性を獲得して初めて達成できるアナタとの接触。

色々と気持ちいい分、今は後者かな。

「全てを忘れ、一つになるのです」的な宗教のうたい文句の意味が
やっとわかったよ。気持ちはよーくわかる。
そうしたい人を止める気も無い。

でも、無理だよ。
俺だけの記憶、俺だけの喜び、俺だけの苦痛、俺だけの君。
そういうもん全部ひっくるめて、俺だけの孤独。
俺の孤独には歴史があるんだ。
それをすてるなんてとんでもない!

皆それぞれの中に世界と歴史を持っていて
ほんのわずかな瞬間にだけ、他者の世界が見えたりしてさ
それで、その他人の世界に咲いている花が綺麗だななんて思えたら
そんな素敵な出来事はないよ。それって奇跡だ。

それでいいよもう。
俺の中に咲く花を死ぬまでに
一人くらい誰かが綺麗だと言ってくれりゃあ
生きてきた甲斐があるってもんだ。

だから最低限、枯らさないように。
後は野となれ山となれ。目指せヤマトナデシコ。
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また書いちゃったね。
そういう気持ちを歌にすればいいのにもったいないなあ。
2006/04/13 15:40 | URL | うんこ [ 編集 ]
シジマールもびっくりのセービングです。
2006/04/13 15:43 | URL | toriotu [ 編集 ]








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